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そんなことって・・・

今朝の新聞を見て、怒りと悲しさがこみあげました。

その記事の内容はこんなことです。

『福島県から原発周辺の避難世帯2世帯が、18日夜にも福岡入りし、無償で提供される
 
 県営住宅への入居を希望しているにも関わらず、『3連休明けの22日まで鍵を渡せない』

 と言っている。』というもの。


その理由が、 (新聞記事そのままを載せています。青字部分)


『窓口は平日の夕方まで。19~21日の3連休の対応はできない。鍵は、本人にしか

 渡せないのが決まり。』
ということらしいのです。


県は、新聞社の取材に対して、

『支援は長期化する見通しで、対応には(業務時間など)一線を引く必要がある』


と話したそうです。


一方、お隣の佐賀県では、

『公営住宅の提供について、佐賀県は3連休中も職員が交代で出勤して相談に

 応じることを決めており、「大変な目に遭った方々を思えば当然のこと」と話した。』


福岡市は、『窓口は平日だけだが、事前に相談があれば柔軟に対応する』としている。



これから先、大勢の被災者の方々が住む場所を求めて福岡へやってこられることが

あるかもしれません。その際、その対応に追われて、混乱が生じたり通常の業務にも

支障をきたすかもしれない。だからこそ、決まりを作ってそれを守るべきだ、ということも

分からなくはありません。 でも・・・


ここ数日、

この天災でいろんな事が起こり、政府の対応や東電の対応を見て、私たちでさえ

不満に感じることがありました。

結果として、満足のいく対応がなされない現状ではありますが、

その陰には、不眠不休で策を講じたり、作業に携わっている多くのマンパワーも

あるはずなのです。


だからこそ、簡単に批判するだけでは駄目だと言う事は分かっているつもりでした。


でも、でも。

この現状にあって、

福岡県の対応のあまりの『お役所仕事』的な言動が、いち福岡県民として恥ずかしいのです。


被災地から離れた地で、ひとりひとりが出来ることは限られています。

小学校での義援金活動に参加するにあたり、あかねは『自分で我慢すること』を

一生懸命考えていました。そういう気持ちは、きっと被災地にも届くと信じています。

by taka93akane | 2011-03-18 08:44 | 私のつぶやき